世界の最長河川中心に探険中!探険家よっしいのブログ

探険、冒険大好き人間、世界の最長河川中心に探険中! 探険・冒険大好き人間 中でもアンデス・アマゾンに惹かれる。 好きな食べ物はラーメンとカレー 好きな音楽はラテン

世界の最長河川中心に探険中!! 世界の中の辺境や、居住困難地を歩いてみたい!! 夢ですが、「旅するように人生を送りたい」 と願っています。


「八大碗」という料理
 
 ナシ族の満漢全席。
 一番から八番まで料理の内容も材料も定まっている。
 
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 内容は
 
①大肉(豚肉の紅焼き)
豚肉に卵と小麦粉をつけた油焼き)
③于孟龍(松茸の煮いため)
④竹葉菜(肉の細切りと山草の葉の煮物)
⑤木耳燉鶏肉(キクラゲと鶏肉の煮物)
⑥羊肚菌(羊の腸に似たキノコの蒸し物)
⑦火腿(ハム)・鴨蛋(アヒルの卵の塩漬け)・香腸(腸詰め)
⑧凉拌肝片(豚の肝臓をゆでて、酢、醤油、調味料であえたもの)・酸辣魚(魚の酢漬)である。
 
 なかでも、①の大肉、②の肉は必ずなくてはならないもので、その他は季節により料理の内容は変化する。

【魚の豊かな街・大理】

 大理には耳の形をした洱海という巨大な湖がある。
 面積246平方キロメートルは、テン池の300平方キロに次ぐ雲南第2の広さを持つ。汚染も少なく、水は澄んでいて魚影が船の上から確認できるほど。
 大理は、かつて日本の平安時代にあたる中国の唐の時代に雲南最大の国家の中心地として栄え、元のフビライによって滅んだ大理国の首都があったところ。
 また雲南の交易ルートの重要な中継地点であったが、盆地のど真ん中にあり、平地にも限りがあることから、昆明ほどの乱開発がなかった。

 
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 洱海の漁獲高は年間2500トンと、雲南の主だった湖沼群の中で群を抜いて多い。
 60年代初頭より徐々に草魚などの4大家魚が持ち込まれ、さらにブラックバスなどの放流もあって、昔から自然に住む魚も19種と減少気味だが、それでも雲南の主な湖のなかでは一番多く生き残っている。
(なんと60年代の資料によると全国淡水魚類の総種類の40%を雲南が占めていた。その数432種類。それが1990年代の調査では約130種類、確認されるのみだった。今なら、もっと減っていることだろう。―「雲南的外来魚類和土著魚類 楊君興、1996年発表のものに随時加筆、訂正、2007年」)

 
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 このように魚が恵まれた地なので、街を歩くと、「魚」の文字が書かれた料理屋の看板がやたらと目につく。
 賑わっている店に入ると、当然のように魚料理を勧めてきた。(肉料理よりもは値段が高め。魚の価格が上がっているためもあるのだろう。)
 ぺー族独特の魚料理も牛乳で煮たり、唐辛子で濃厚に味付けしたりと様々だが、店の前に並ぶ魚から好みの魚を選んで、その後、野菜を選んで、つくってもらう「沙鍋魚」がさっぱりとして食べやすい。

 
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 作り方は店によって多少、違うが、内臓を取り去って洗い、塩もみして約10分後に水または鶏ガラスープを張った土鍋に魚を入れ、豆腐や椎茸、木くらげ、ハム、肉、白菜、百合根などの野菜を入れる。 ショウガ、ネギ、コショウ、塩、場合によっては唐辛子をいれ、できあがる。
 
 塩味ベースの白湯スープがさっぱりとして食べやすい。
 それでいて、各種素材がからみあった複雑な味に仕上がっていて旅行中に疲れた時には、胃にも心にも優しい料理。

中華料理
 
 多彩な技法や味のバラエティーを持ち、世界三大料理の一に挙げられている。
 ヨーロッパ全体に匹敵するほどの広大な国土を持ち、地理的、気候的条件が各地で大きく異なる中国では地方ごとに食材が異なり、また、漢民族に同化していった、もしくはかつて漢民族を支配した多彩な民族を基層としているため、その調理法や味付けも地域差が大きい。
 このため、中華料理に共通する性格を挙げることは難しいが、元代以降の中国では火を加えた温かい食事をとることが重視されてきたため、中華鍋を使い、日本料理や西洋料理に比べて強い火力を用いる炒め物が目立ち、油(ラード、ゴマ油など)を多用する料理が多いという傾向がある。
 逆に生野菜の使用や冷たい料理は少ない(伝統的な料理では涼麺、粉皮、杏仁豆腐程度)。魚介類については、全体的にみて淡水魚が使用される傾向が強い。
 
 八大菜系(八大中華料理)という地域分類が最も一般的に用いられており、以下のものを指すことが多い。
山東料理江蘇料理浙江料理安徽料理
福建料理広東料理湖南料理四川料理
 大雑把な四大菜系で分類するとこうなる。
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